尖閣諸島衝突ビデオ流出。YouTube削除せず!?

2010.11.09

YouTube 尖閣諸島
 
削除されるかなと思ったけど削除されませんねぇ。

2010年9月7日午前10時すぎに海上保安庁の巡視船「みずき」と中国籍のトロール船「閩晋漁5179」が衝突しました。この衝突時のビデオがYouTubeに流失して世間を賑わせています。
 
この流出ビデオの流れをざっくり書いておくと、11月4日夜、「sengoku38」というアカウントからビデオが投稿。翌日朝8時には本人によりビデオが削除され、アカウントも消されています。その間にコピーがYouTubeに多数アップされたのですが、このコピーは数日経った今もまだアップされたままになっています。
 
YouTube 尖閣諸島
多いものだと240万件!
 
政府か海上保安庁からYouTubeに対して削除願いは出ていると思うのですが、削除されないのがちょっと不思議で、ガイドラインを読み解いてみました。
 
アカウントとポリシー:コンテンツの報告と削除
 
この場合、該当するのは「著作権の侵害」ぐらいでしょうかねぇ。ただ、内部の撮影者(所有者)がアップしているのであれば、侵害してるとも言いがたく、グレーゾーン。
 
そしてYouTube的には今の状況はとってもおいしいわけで、全国津々浦々までテレビ局がYouTubeを宣伝してくれるこのチャンスは逃したくないはず。なので海上保安庁が何か言ってきたとしても、この著作権の侵害してるとは言い切れないのを逆手に削除しないのかもしれません。
 
 
それにしても今回のこの事件、本当に日本のメディアのあり方を変えた日になってしまいそうです。

テレビ局などに提供しても既得権益や権力との関係などに配慮し、黙殺されてしまうとの思いがあったのではないか。その意味で、ユーチューブはいわばNHKより信頼されていると言えるのではないか(ビデオジャーナリスト神保哲生)
(ITmediaNews10.11.08)

 
 
YouTubeを運営するGoogle Japanは「法律に基づく要請があれば」協力するそうですが、この場合の法律って何が適用されるんでしょうか。映像の削除と合わせて、ちょっと注意して見ていきたい思っています。

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