はやぶさが持ち帰ったイトカワのかけら

2010.11.18

はやぶさが持ち帰ったイトカワのかけら
 
真ん中の大きめなのがそのひとつ「かんらん石」です。

2010年6月13日に地球にイトカワのかけらを持ち帰ったはやぶさカプセルの中身がJAXAから公開されています。
 
イトカワのかけらは、地球の大気に触れない状態でサンプルを回収するために開発された「クリーンチェンバー(左)」や今回新たに開発した「マニピュレータ(右)」を使って、カプセルから採取されました。
はやぶさカプセルの微粒子を採取するためのクリーンチェンバーとマニピュレータ 
 
採取した微粒子を光学顕微鏡写真で見るとこんな感じ。50μm(マクロメートル)は1mmの20分の1です。
光学電子顕微鏡によるイトカワ由来の微粒子
現時点で1,500個程度確認されています。
 
この物質は

・成分比率が隕石の特徴と一致している
・はやぶさ搭載のセンサーが推定したイトカワの
 表面物質のデータと合う
・回収された容器内に地球上の一般的な岩石の破片がない

ということからイトカワのものだと判断されました。
 
特に今回のものには地球上のものより鉄とマグネシウムが多く含まれていて、地球上の物質には当てはまるものがなかったのだそうですよ。
 
この後、イトカワのかけらたちは分類され、世界各地の研究者に分析・研究してもらう予定になっています。これからの研究しだいでは太陽系や地球が生まれた経緯なんかが分かるかも。続報が楽しみです。
 
(via JAXAプレスリリース10.11.17

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