ギョギョギョー!煮ても焼いてもおいしい!70年前に絶滅した「クニマス」が西湖で発見

2010.12.17

1995-98年田沢湖町クニマス捜索キャンペーンポスター
 
いつか田沢湖に戻れる日が来るといいですねぇ。

環境省のレッドリストで「絶滅」扱いになっている日本固有の魚クニマスが、山梨県内の湖で生き残っていたことが、京都大学の中坊徹次教授らのグループの調査で分かった。生息の確認は約70年ぶり。国のレッドリストで絶滅種に指定された魚が再発見されたのは初めて。
(asahi.com10.12.15)

 
今回発見されたクニマス
(MSN産経ニュース10.12.15)
 
今回発見されたクニマスは、国鱒とも書かれ、もともとは秋田県の田沢湖にだけ生息していた日本固有種。
1940年、田沢湖の水を発電に利用するとき、水量を多くするため、玉川温泉の強酸性水を湖に引き入れたことがきっかけで死滅していました。
今回発見されたのは死滅前の昭和十年に山梨県の本栖湖と西湖、琵琶湖で放流された受精卵の生き残りではないかと考えられてます。
 
 
今回の発見、一番のお手柄はあの「さかなクン」でした。
 
流れとしては

中坊教授がさかなクンにクニマスのイラストを依頼。

ヒメマスを参考に描こうと西湖や北海道からヒメマスを送ってもらう。

黒いヒメマスが西湖から届く。

西湖にはクニマスを放流した過去があることを思い出す。

ギョギョギョー

中坊教授にクニマスかもと相談

エラの構造、消化器官の形、1〜3月に産卵するという生態からクニマスと判断、
その後の検査でヒメマスの遺伝子が入っていないことを確認。

こんな感じでしょうか。
 
発見に貢献したさかなクンはイラスト付きのコメントを発表しています。
さかなクンの描いたクニマス
(MSN産経ニュース10.12.15)
 
 
ちなみこのクニマス、西湖ではクロマスといわれ以前から知られていたようで

地元の釣り船業者は「10匹に1匹ぐらいは自衛隊の迷彩柄みたいなマス(=クロマス)が釣れる」。観光業関係者は「ヒメマスの変種と思い込んでいた。煮ても塩焼きにしてもフライにしてもおいしい」と話す。
(zakzak10.12.16)

絶滅種だとも知らずにおいしくいただいていたみたいですよ。
 
 
釣りキチ三平 平成版(1)地底湖のキノシリマス
釣りキチ三平 平成版(1)地底湖のキノシリマス
※キノシリマスはクニマスの別名です

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