道頓堀カーネル・サンダース人形の歴史

2009.03.14

大阪が湧いた、阪神ファンが泣いた。大阪道頓堀で発見されたカーネル・サンダース人形の歴史をまとめてみました。

 
1985年10月16日
カーネル人形、道頓堀に投げ込まれる

店員との壮絶な争いの末、阪神ファンにより強奪され、胴上げされて道頓堀川に投げ込まれました。
 
 
1988年3月〜4月
探偵ナイトスクープで調査

生瀬勝久らにより潜水調査が行われました。ダイバーを5・6人投入してえびす橋の下流約100mの範囲まで調査をしましたが最後まで発見には至りませんでした。
 
 
1992年
道頓堀店にカーネル・サンダース人形復活

盗難防止策として台座がボルトねじで固定されました。ちなみに道頓堀店は、その後1998年に閉店しています。
 
 
2009年3月10日 
上半身が発見される

人形が見つかった新戎橋−大黒橋間の道頓堀川では、大阪市が先月25日から、不発弾を探すための磁気探査作業を実施。この日も金属探知機を手にした作業員約10人が朝から作業していた。午後4時ごろ、新戎橋の下流約5メートルの南側を船で通りかかったとき、突然、探知機に反応が出た。「どうせまた自転車だろう」。ダイバーが水中に潜ると、ポリタンクのような物体を発見。ヘドロが沈滞しているため視界が20センチにも満たず、手探りで白っぽい大きな塊にロープをかけてつり上げた。姿を現したのは、カーネル・サンダース人形だった。(産経ニュース3/11)

 
 
2009年3月11日
右手と下半身が発見される

見物客と報道陣でごった返した道頓堀川の新戎橋付近から歓声が上がった。午前8時48分の捜索開始から4分後、右手が見つかった。さらに9時10分には上村健二潜水士(62)の手で下半身が引き揚げられた。現場責任者の林信一さん(49)は「何か救出作業をしているような気持ちになった」と、感無量の表情だった。(スポーツ報知3/12)

その後、左手、靴、眼鏡、ステッキは見つからないまま捜索は打ち切りになりました。
 
 
2009年3月13日
大阪市からケンタッキーに返還される

24年ぶりに「救出」されたカーネル・サンダース人形が13日、大阪市の平松邦夫市長から、日本ケンタッキー・フライド・チキン社の渡辺正夫社長に引き渡された。人形は表面の塗装が魚のウロコのようになっていて、ぼろぼろと落ちる状態。対面した渡辺社長は「現状のヘドロを残すように修復したい。そうしないと、24年間も川の中で待ち続けた苦労を帳消しにしちゃうんじゃないか」と述べた。(朝日新聞社3/13)

 
福井県、鯖江市が眼鏡を寄贈

人形がかけていた眼鏡は鯖江市内のメーカー製で、まだ見つかっていないが、この眼鏡と同タイプの物が同メーカーに、一つだけ残っていることが13日までに分かった。同市と県眼鏡協会は日本ケンタッキーに、この眼鏡を寄贈することを伝えた。このメーカーは1970年代から商社を通し、カーネル人形用として市販していた老眼鏡を納品。製造は約10年前に終わったが、日本ケンタッキー広報室によると、数年前まで同メーカー製を使っており、残っていた眼鏡は、発見された人形が当時かけていた物と、同タイプとみて間違いないという。(福井新聞3/14)

 
 
2009年3月15日
探偵ナイトスクープ・ゴールデン出演

カーネル・サンダース人形がテレビ朝日系全国ネットのゴールデン特番「探偵!ナイトスクープ ザ・ゴールデン」(15日・後7時)に“出演”することが11日、分かった。大阪・ABCテレビ制作の人気深夜番組「探偵!ナイトスクープ」で放送開始直後の1988年、番組内の企画で行方不明のカーネルおじさんを捜索した経緯から、制作サイドは今回の特番での起用を決断。番組の冒頭で奇跡の発見を取り上げることになった。(スポーツ報知3/12)

 
 
 
今後の予定
 
近日中に人形ドック入り

カーネル人形が“精密検査”のため「人形ドック」入りすることになった。同社広報室は「まだ実物を見ていませんが、写真などで見る限りかなり傷みがあるようです。どの部分が欠損しているかなどを調べる予定です」。「人間ドック」ならぬ「人形ドック」入りを決めた。検査入院期間は未定だが、24年もの歳月、道頓堀川の川底でヘドロにまみれていただけに長期間になる可能性もある。(日刊スポーツ3/13)

 
最終的には
現在、阪神球団が引き取りたいと熱烈オファー中で、引き取られた場合の設置場所は、来春に球場内にリニューアルオープンする「阪神タイガース史料館」が濃厚のようです。
 
 
今回のテレビ報道の広告効果は27億円
(ニホンモニター調べ)
この広告換算料金を全国の「ケンタッキーフライドチキン」の売上に置き換えてみると全国の店舗の売上の約半月分に相当するのだとか。。。
 
 
 
関係者の反応はこんな感じ

1985年当時の阪神監督、吉田義男

「人形が見つかったと聞き、『歴史が終わったな』と感じた。」(朝日新聞3/11)

 
カーネル・サンダースに似ていると言われた元阪神のランディ・バース

バース氏「うれしく思う」…カーネル像発見
「その話を聞いてうれしく思っている。これで、タイガースも呪いとかいう話が終わって、今年こそ日本一になれるんじゃないかな」

 
99年から3年間阪神の監督を務めた野村監督

カーネル救出劇にノムさん「平和だな」
「くいだおれ? ケンタッキーか。ニュースでやっているね。平和だな。あんなもんが大ニュースになる。オレが死んでも、あんなに扱わないだろう」

 
カーネル人形を自身の落語ネタにしている桂三枝

まさかの救出劇に三枝「無事に“揚がって”よかったでんなあ~」
「『ケンタッキー・フライド・チキン』だけに、無事に“揚がって”よかったでんなあ~」

 
阪神ファンのタレント千秋

「呪いは解けた。カーネルサンダース様、これで我らを許したまえ」ブログより

 
 
地元道頓堀

道頓堀にカーネル・サンダース特需!?「久々に明るい話題」
24年ぶりに川底から戻ってきたカーネルおじさんに、地元の大阪・道頓堀では11日、喜びに包まれた。昨年は近年の不景気などが重なり、全国的に知名度が高かった飲食店「大阪名物くいだおれ」が閉店。重い空気に包まれていただけに、道頓堀商店会事務局の関係者は「ニュースで見ていました。久々に明るい話題ですね」と吉報に大喜びした。

 
 
もうね、このニュースを聞く度にケンタッキーが食べたくて食べたくたまらなくなるわけです(笑)

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