号泣する準備はできていたのに。。実写版「毎日かあさん」を観てきました

2011.02.02

実写版「毎日かあさん」
 
ネタバレを多分に含みますのでご注意を。

妻に誘われて実写版「毎日かあさん」の試写会にいってきました。
 
ストーリーとしては単行本の4巻までという感じでしょうか。
 
4巻を読んだときはほんと久しぶりに漫画で泣いたわけですよ。
家族構成(夫妻+子どもが兄妹)や年齢が近かったりで、4巻までに感情移入しすぎていたせいもあるかもしれませんが、それでもね。
 
だから試写会のチケットをもらったんだけど。。行く?と聞かれたときに、まっさきに思ったのは、泣いちゃうかな。泣いちゃうだろうな。だったわけです(笑)
 
 
でも、実際には涙が出ることもなく(妻は泣いてましたけど)、なんだかモヤモヤとした気分だけが残って帰路に付くことになりました。
 
 
どちらかというと「時々とうさん」だった
モヤモヤの原因は間違いなくこれ。
監督の小林聖太郎は夫、鴨志田穣に感情移入しちゃったんでしょうかねぇ。アルコール依存の原因がいろんな形で、時にはショッキングに、これでもかとスクリーンに投影されてました。

目の前で人が死んで行く様、自分にも向けられる銃口、必死に銃を持つ子供たちなど、数えきれない現実の場面を目の当たりにし、極限のストレスから重度のアルコール依存症となる
(Wikipedia 鴨志田穣より)

街中歩いてて血しぶきビシャァ。とかね。
 
バックボーンを描きたかったのかな。。確かにそのシーンがあることで彼に共感出来るし、心の弱さとかについて考えされられたけど。。でもこの映画は西原理恵子の「毎日かあさん」であって鴨志田穣の「酔いがさめたら、うちに帰ろう。」じゃないわけで。。
 
そんなわけで、図らずもすっかり鴨志田さんに感情移入してしまった私は、なんか自分が死んでしまったような感じでぽけーっとエンディングを迎えてしてしまったわけです。
 
 
西原理恵子役の小泉今日子も、鴨志田穣役の永瀬正敏も、子どもたちもはまり役だったし、絵作りも素敵だっただけに、なんだかとっても残念。
子どもたちとの毎日に泣いて笑って喧嘩する、もっと素直でベタな「毎日かあさん」を観てみたかったのかもしれません。
 
 
毎日かあさん4 出戻り編
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