美味しんぼで山岡士郎と海原雄山が和解するきっかけになった水出しコーヒーを作ってみた
2011.06.08
水出しコーヒーを自宅で簡単に作る方法があったんですね。
主人公・山岡士郎とその父・海原雄山が長い確執の末和解する「美味しんぼ」102巻。その中で、海原雄山が山岡士郎に親を超えてみろというメッセージを込めて届けた水出しコーヒーが出てきました。
ここに出てくるオージというメーカーの水出しコーヒー器具はなんと10万円以上。水出しコーヒーは高い器具を使うので、自宅では作れないと思っていたのですが、山岡さんの作る水出しコーヒーを見て目からウロコが落ちました。
60グラムのコーヒーの粉を1リットルの水に混ぜて、激しくかき混ぜ、冷蔵庫で一昼夜。上澄みを布でこせば出来上がりだそうです。
さっそく、手元にあったペットボトルにコーヒーの粉をいれて作ってみました。500ミリに対してスプーン4杯ぐらいかな。とにかく適当です(笑)
よーく振ったものを冷蔵庫で丸一日寝かして、コーヒーフィルターでこしたら出来上がり。
さわやかなんだけど、味わい深くて美味しい!
マンガのセリフそのまんまだけど(笑)、ほんと美味しく出来ましたよ。何回か作ってみた感じだと、冷蔵庫で24時間以上寝かせるとちょっとえぐい感じになってしまうので、24時間以内にこしてしまうのがポイントでしょうか。ホットで飲むにはこれを沸かすといいらしいのですが、どうしても香りが飛んでしまうので、私は冷たいまま楽しんでいます。
山岡さんに「プラスチックのニオイがわずかにうつってる。これは失敗だ」って言われたくない人はマンガのようにガラスで出来たビンで作ってみてくださいね。
美味しんぼ 102巻