息子とテレビゲームとわが家のルール

2011.07.18

息子とテレビゲームとわが家のルール

「ダメだってことは分かってるんだけど、ちょっと聞いてもいい?」

小学1年生だったときの息子がこういう言い方をしてきたときは、ゲームを買って欲しいという話が始まる合図。

当時22人いたクラスでゲームを持ってないのは息子をいれてわずか数名。保育園で中の良かった子が1年生になって買ってもらったりもしていて、まあそれは欲しくなるよなぁという状況でした。

でも、ゲームをするよりも、体を動かしたり、いろんな本を読んだり、自分でいろんなことを考えてなにかを生み出す力を育みたい。そんな思いでゲームから遠ざけたかったんですよね。

 
宮崎駿が以前8歳の男の子について語っていたのですが

その年齢の少年たちは実に簡単に世の中のワナに引っかかるのです。つまらないカードを集めたり、つまらないラジコンの車に夢中になったり、あっというまに商業主義のえじきになってしまって、なかなか心の中を知ることができないのです。
(Business Media 誠 2008.11.28)

 
今の子どもはほんとに沢山のワナの中を生きています。私が子どものころとはケタ違いの数のおもちゃやテレビが、好奇心という名のエサをぶら下げてそこにある状況というのは、子どもから見てどう感じるのか想像すらつきません。

だって土曜日や日曜日だと朝7時から10時ぐらいまでひたすらなんかしらのアニメが流れているわけですからねぇ。もちろんその間には刺激的なCMが山のように流れているわけで。。。

 
わが家ではテレビを1日1時間(別の日に繰り越し可能)と決めて割と制限してきたのですが、気が付けばしっかりバトルスピリッツにハマって祖父にねだってちょっとずつカードを集めてるし、コロコロコミックを買ってもらってそこにある広告にまた引っかかってるし。。。その沢山のワナから逃れる方法は今の日本に生きている限り難しいのかもしれません。

 

さて、前置きが長くなりましたが、テレビゲームです。

クラスのほとんどがゲームを持っているような状態だと、やっぱり話題の中心もゲームになるみたい。あまりにもその傾向が強くなってきて、さすがに可哀想な状況になってきたので、わが家でも息子が小学2年生になったときにテレビゲームを解禁することにしました。ゲームってどんなものかを知って、ゲームが出来る状況を作ることで、逆にゲームへの好奇心を減らして他のものに目を向ける余裕を持たせよう。そんな作戦です。

まずはお試し期間という感じで懐かしのNINTENDO64を引っ張り出してみたところ、まあそれはそれは狂ったように(笑)

 
さすがに放置するわけにはいかないので、一つルールを作りました。

ゲームは一日30分!

 
その分テレビ枠が30分減る仕組みで、テレビと違って、ゲーム時間は別の日に持ち越すことは出来ません。

ゲームは一日30分!

守れなかったら、わが家では二度とゲームはさせない。という脅しが効いているのか、始める前にキッチンタイマーをみずから用意してスイッチオン。

ついこないだは、そんな30分を積み重ねて、スーパーマリオ64をクリアしてましたよ。
完全クリア(スター120個)はさすがに難しそうなので、スターが100個になったら、話題の「ゼルダの伝説 時のオカリナ」を出してあげる約束になってます。3Dじゃないけど(笑)

 
もっとやりたい、あれもやりたいこれもやりたいと、ゲームに対する欲望が収まるわけではないけど、以前よりはゲーム以外への好奇心が復活してきたような気がします。周りの環境にもよるのでしょうが、うちの息子にとっては、ゲームを完全に否定するよりは、少しだけどゲームが出来る状況のほうが良かったみたいです。

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