2012年スギ・ヒノキ花粉シーズン到来。今年の花粉ニュースをまとめてみました

2012.02.03

スギ・ヒノキ花粉

今年も花粉の季節がやって来ました。

観測史上2番目、前年度9.7倍(東京都調べ)だった去年ほどではありませんが、そこに花粉があるかぎり、鼻水が止まらないことに変わりはありません。
万全の体制で花粉に立ち向かうために、今年の花粉情報をいろいろとチェックしてみました。

 

環境省2012年春のスギ・ヒノキ花粉飛散予測

スギ花粉の飛散開始時期は全国的に例年よりも遅くなると見込まれます。
スギ・ヒノキ花粉の飛散ピーク期間中、最も花粉飛散量が多くなるのは、九州で2月下旬、関東地方南部以西で3月上旬、関東地方北部で3月中旬、東北地方では3月下旬となる見込みです。
なお、平成24年春のスギ・ヒノキ花粉総飛散量については、例年に比べ非常に多かった平成23年春(昨シーズン)と比較すると、中国、四国地方の一部を除いて、全国的に少なくなる、例年との比較では、全国的に例年並みか例年よりもやや少なくなる、と予測されています。
 この春の花粉総飛散量は少なくなるという予測ですが、多くの地域で、花粉症に対し十分な注意が必要なレベルであると考えられるため、予報に基づいた早めの花粉症予防対策等が必要と考えられます。
(環境省 2012.01.27より抜粋)

 
スギ花粉前線
(参考:平成24年スギ花粉前線予測[Link・PDF])

 

東京都福祉保健局2012年春のスギ・ヒノキ花粉飛散予測

花粉飛散数は昨年の約1割から2割(11%から19%)、例年(過去10年平均)の約3割から5割(26%から45%)程度となる見込み。
飛散花粉数が多いに分類される1日あたり30個/平方センチメートル以上飛散する日数は、都内平均で28日程度(例年は27日程度)となる見込み。
飛散開始は2月17日から19日ごろとされ、例年(14日)より若干遅くなる見込み。
(東京都 2012.01.20より抜粋)

全体量は少なくなるものの「たくさん飛散する日」が多いのが今年の東京の特徴。侮ると痛い目にあいそうです。

 

ウェザーニュース2012年花粉飛散傾向

2012年春の花粉の飛散開始は昨シーズンと同じか、やや遅くなる予想です。花粉の飛散開始時期は冬から春の気温の変化に左右されます。この春は2月中旬には寒気のピークは越えるため、西・東日本で一気に飛散開始のエリアが増える予想。
2012年のスギ花粉は2011年より7割減少する予想です。
(ウェザーニュース2012より抜粋)

 

またちょっと気になるのが東京電力福島第一原子力発電所の事故によるセシウム汚染された花粉の飛散。警戒区域に指定されている福島県浪江町小丸のスギからは1キロあたり25万3000ベクレルの花粉が検出されています。

25万3000ベクレルの花粉が、環境省のスギ花粉情報でこれまで最高の1立方メートル当たり2207個の濃度で、シーズン中、4か月にわたって飛散し続けたとすると、吸い込んだ人の被ばく線量は、0.553マイクロシーベルトになる計算だということです。これは、現在、東京・新宿区で計測される1時間当たりの放射線量の10倍程度で、林野庁は「健康に大きな影響があるとは考えられない」とする報告をまとめました。
(NHK 2011.12.27)

テレビ朝日(モーニングバード)の行った検査では、東京・青梅のスギ花粉から1キロあたり93.8ベクレルの放射性セシウムが検出されています。山間部に定着していたセシウムが都市部へと流れこんで少し空間放射線量が上がるなんてことがあるかもしれません。

 

興味深かったのがロート製薬が行った「子どもの花粉症」アンケート調査。

子どもの花粉症は、2006年30.2%→2011年35.6%に増加。16才以下の3人に1人が花粉症。
花粉症の子どものうち82.1%が、「10歳以下」で発症。
父母の発症率は5年で横ばい傾向。しかし親が花粉症の子どもの発症率は増加傾向。
(ロート製薬2012.02.01)

小さいうちから花粉症を発症している実体が浮かび上がってきています。花粉症の親は子どもを注意深く見ておく必要がありそうです。

 

最後に花粉情報関連のリンクをまとめておきます。

ウェザーニュース・各地の花粉情報[Link]
予測だけでなく独自の花粉観測機ポールンロボによる「今の花粉数」がチェック可能

環境省花粉観測システム(愛称:はなこさん)[Link]
花粉自動測定器により計測された、1時間平均の花粉数(個/m3)で表示しています。ガラケーにも対応したモバイル用ページ[Link]も。

日本気象協会 tenki.jp・花粉情報[Link]
ハクション大魔王がナビゲートする花粉情報。

ドコモ花粉ライブ[Link]
ドコモ独自の大気情報観測網4,000観測拠点の花粉センサーによるリアルタイム情報。

とうきょう花粉ネット[Link]
東京都福祉保健局健康安全部環境保健課が提供する花粉情報。花粉予報のメール配信も。

 
スマートフォンアプリ

そら案内そら案内iPhone用[Link]Android用[Link]
日本気象協会公式スマートフォンアプリ。天気と合わせて花粉の量と種類をチェックすることが出来るようになっています。花粉アプリのほとんどが日本気象協会のデータを使っているのでこれをいれておけばとりあえずOK。

ウェザーニュースタッチウェザーニュースタッチiPhone用[Link]Android用[Link]
ウェザーニュース公式スマートフォンアプリ。花粉 Chで現在の花粉飛散数がチェックできます。有料会員登録で花粉症カルテや、花粉アラーム機能も。

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