月に落下した月周回衛星「かぐや」が作った直径30メートルのクレーター

2012.04.20

月周回衛星「かぐや」(SELENE)

2009年6月11日3時25分(日本時間)に月面南極近くに落下してその役目を終えた「かぐや」。

その「かぐや」と入れ替わるようにして打ち上げられたNASAの月周回機「LRO(ルナー・リコネサンス・オービター)」が撮影した画像に、その落下跡がしっかりと残されていたのでご紹介します。

 

この落下跡は「LROC Quick Map」[Link]で見ることが出来るようになっています。

LROC Quick Map
左下にある「m/pix」の部分を「1m/pix」に、続いて右下にあるLatを「-65.41」、Lonを「80.42」にセットします。数字は南緯65.41度、東経80.42度という意味。JAXAの発表した落下地点は南緯65.5度、東経80.4度なのでほぼ同じですね。

 
「かぐや」が作ったクレーター

「かぐや」は画面下(南)から北上、浅い角度で月面に衝突、その破片は右上へ400mも飛び散っているのがわかる、「かぐや」クレータの直径はおよそ30m。白っぽいイジェクタ(噴出物)の直径は約100m。
(リクナビ「NEC航空宇宙システム」ブログより)

 
高度50キロメートルから50センチ単位で撮影できるというLROCの画像はかなりリアル。大きな衝撃をもって月面に衝突したのがよくわかります。いつか人間が月に住むようになったら、この付近で「かぐや」の破片が発見されたりするんでしょうね。

(イラストは池下章裕が描いた「かぐや」観測時のイメージ)

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