Googleロゴ「くるみ割り人形」

2012.12.18

くるみ割り人形 初演 120 周年

1892年12月18日、ロシア・サンクトペテルブルク・マリンスキー劇場でバレエ「くるみ割り人形」が初演。

Googleロゴはそれを記念してくるみ割り人形バージョンになっていました。

 

1890年にシャルル・ペローのおとぎ話をベースにしたバレエ作品「眠れる森の美女」で成功を収めたマリンスキー劇場の支配人イワン・フセヴォロシスキーが、次回作として企画したのがこの「くるみ割り人形」。ドイツの作家、E.T.A.ホフマンの「くるみ割り人形と二十日ねずみの王様」をベースに、前作同様、ピョートル・チャイコフスキーに曲作りを依頼しました。

 
台本は「眠れる森の美女」の振付も担当したマリウス・プティパ、振付は急病に倒れたプティパに変わって、弟子のレフ・イワーノフが行なっています。

 
くるみ割り人形 初演 イメージ
劇場支配人イワン・フセヴォロシスキー(左)と舞台美術コンスタンチン・イワノフの舞台スケッチ(右)

 

初演は1892年12月18日。ロシア・サンクトペテルブルク・マリンスキー劇場で、チャイコフスキー最後のオペラ作品となる「イオランタ」とのダブルプレミア。
 
上演時間は、少女クララがくるみ割り人形をはつかねずみから守って、王子となったくるみ割り人形とお菓子の国に旅立つまでの第一幕が約45分。お菓子の国での歓迎の宴が描かれる第ニ幕が約40分の合計1時間25分ほどでした。

 
現在では三大バレエの一つに数えられるくるみ割り人形ですが、初演は成功とはいえず賛否両論。お菓子の国での出来事を信じてもらえなかった主人公の元に王子がやってきて二人で旅立つラストを、お菓子の国の夢を見ていたと変更したワシリー・ワイノーネン演出のバージョン(1934年上演)が現在ではポピュラーとなっています。

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