タイムトラベルを扱った FRINGE シーズン2 第18話「白いチューリップ」が素晴らしすぎて泣いた

2013.02.26

FRINGE

トムは真夜中の庭で、夏への扉、時をかける少女、最近だとシュタインズ・ゲート。

数々のタイムトラベルものが私を魅了し続けてきました。もしあの時違う選択肢を選んでいたら過ごしていたかもしれない別の人生、別の自分がそこにいるんじゃないかと思うせいでしょうか。タイムトラベルという題材を扱っているというだけで、私にとってはちょっと特別な物語になるような気がします。

 
アメリカのテレビドラマ FRINGE(フリンジ)のセカンドシーズン第18話「白いチューリップ」もタイムトラベルを扱ったお話。あまりにもツボだったのでざっくりとエピソードを紹介します。
(いろいろとネタバレがあるのでご注意ください)

 

FRINGE は、FBI の中で不可解な事件を中心に活動する FRINGE チーム活躍を描くテレビドラマで、FBI捜査官のオリビア・ダナム、天才科学者ウォルター・ビショップ、その息子ピーター・ビショップの3人を中心に、現代科学では解き明かせない難事件を次々と解き明かしていく物語。

 
Fringe 2nd season 18th episode "White Tulip"
第18話「白いチューリップ」では、幼くして死んでしまった息子の変わりに、並行世界から息子を連れてきてしまったことを後悔し続けているウォルター・ビショップが、息子ピーターにその真実を告げる手紙を書くところから始まります。

 
そこに、電車の中で、人の命もやバッテリー、すべてのエネルギーがなくなる不可思議な事件が発生。FRINGE チームが犯人を割り出し、天体物理学者アリスター・ペックを追い詰めるのですが、目の前でタイムトラベルされて取り逃がしてしまいます。

 
そして時は戻り、また同じ事件が発生するのです。

 
ループを繰り返しながらもアリスターに近づいていく FRINGE チーム。彼がタイムトラベルするわけは、10カ月前、喧嘩別れした直後に交通事故で死んでしまったパートナーに会うためでした。

 
Fringe 2nd season 18th episode "White Tulip"
自分の体を改造しタイムトラベルを繰り返すアリスターを説得するために、一人説得に乗り込むウォルター。

同じ科学者としての言わずにいられなかったのか、10カ月前にタイムトラベルするためのヒントをアリスターに教え、同時にそのタイムトラベルの巻き起こす代償を、自分が息子を別世界から連れてきてしまったことを引き合いに出して告げるのです。

Since then, not a day has passed without me feeling the burden of that act.
(その日からその行いを重荷と感じない日はなかったよ)

 
そして、これは誰にも言ったことはないけれど、実は神からの許しを待っている。とアリスター・ペックに打ち明けます。もし許してくれるなら「白いチューリップ」を示してくれと神に頼んでるんだと。こんな時期には咲かないよというアリスターに、だって神だからというウォルター。神が許してくれるなら、息子だって許してくれるんじゃないかというわけです。

 
そしてウォルターの制止を振りきってまたタイムトラベルするアリスター。そしてウォルターのヒントを元に、さらに10カ月前へのジャンプに成功し、愛するパートナーの元へと走ります。胸には一通の手紙を入れて。

 
結局、アリスターはパートナーと共に交通事故に巻き込まれ命を落としてしまいます。それが故意だったのか、そうではなかったのかは分かりません。そして10カ月後。息子に真実を告げる手紙を書いているウォルターの元に、差出人不明の一通の手紙が届くのです。

Fringe 2nd season 18th episode "White Tulip"
中にはただ白いチューリップが描かれた1枚の紙。
 
Fringe 2nd season 18th episode "White Tulip"
呆然とするウォルター・ビショップ。彼の中では(彼の時間軸では)まだ誰にも告げたことのない真実がそこにありました。

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