Googleロゴ「フランツ・カフカ」

2013.07.03

フランツ カフカ 生誕 130 周年

7月3日はチェコ出身の作家、フランツ・カフカの誕生日。Googleロゴもフランツ・カフカでした。

1883年7月3日、オーストリア・ハンガリー帝国プラハでユダヤ人の両親から、6人兄弟(男3女3)の長男として生まれたフランツ・カフカ(Franz Kafka)。小さいころに男兄弟2人を亡くし、妹たちに囲まれて育ちました。

6歳でドイツ語で学ぶ小学校に入学、10歳でギムナジウム(中高一貫校)に進学します。作家になる夢を持ち始めたのはこのころから。

18歳でプラハ大学に進学すると法学を学びながら執筆活動をはじめました。卒業後はプラハ地方裁判所で司法研修を受けて保険会社へ入社し、保険局員をしながら小説を執筆する日々を送っています。

 
はじめて作品が世に出たのは24歳の時。大学時代の友人の仲介で文芸誌「ヒュペーリオン」創刊号に「観察」というタイトルの短編が掲載されています。

 
彼の代表作である「変身(Die Verwandlung / The Metamorphosis」を執筆したのは29歳の冬。

ある朝、グレゴール・ザムザが不安な夢からふと覚めてみると、ベッドのなかで自分の姿が一匹の、とてつもなく大きな毒虫に変わってしまっているのに気がついた。
(変身・カフカ著:中井正文訳)

冒頭部分が特に有名なこの作品が今回のGoogleロゴのモチーフになっていました。
ロゴでは虫になったザムザを可愛らしいイラストで表現していますが、原文では「Ungeziefer(害虫、有害小動物)」、日本語では「毒虫(翻訳によってはただの虫)」。カフカ本人は虫のイメージが固定されることをさけるため、挿絵に虫男の絵を描かないようにと指示を出していたようです。

 
フランツ・カフカ「変身」

「変身」の表紙いろいろ。どれもなかなかエグい表紙になっています。
(一番左が最初に出版されたときの表紙です)

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