Googleロゴ「ロザリンド・フランクリン」

2013.07.25

ロザリンド フランクリン 生誕 93 周年

7月25日はイギリスの物理化学者で結晶学者のロザリンド・フランクリンの誕生日。Googleロゴもロザリンド・フランクリンになっていました。

1920年7月25日、イギリス・ロンドンで裕福なユダヤ人家系の家庭に5人兄弟の長女(兄1・弟2・妹1)として生まれたロザリンド・エルシー・フランクリン(Rosalind Elsie Franklin)。

セントポール女学院(St Paul’s Girls’ School)を経て、18歳でケンブリッジ大学の一部で女性限定のニューナムカレッジへと進学。化学を学びました。

 
25歳で物理化学の博士号を取得すると27歳でパリのフランス国立科学研究センター(Centre National de la Recherche Scientifique :CNRS)へ。
30歳でイギリスに戻るとロンドン大学のキングスカレッジで研究職につき、X線によるDNAの研究に没頭しました。

 
Photo51
31歳の時に通称「Photo 51」と呼ばれるDNA写真の撮影に成功しています。
※撮影したのは同僚のレイモンド・ゴズリング(Raymond Gosling)

 
この後、この写真を元に、同僚のモーリス・ウィルキンス(Maurice Wilkins)、ケンブリッジ大学のジェームズ・ワトソン(James Watson)とフランシス・クリック(Francis Crick)がDNAの構造が二重螺旋を描いていることを発見。螺旋構造を示す紛れもない証拠写真を撮影しながらも、じっくりとその周辺を精査しているうちに先を越される形となってしまいました。

ワトソンとクリックとウィルキンスがこの発見でノーベル生理学・医学賞を受賞したのは1962年。ロザリンド・フランクリンが37歳という若さでこの世を去ったあとのことでした。

 

Googleロゴはそんなロザリンド・フランクリンの肖像とDNA構造解明のきっかけとなったPhoto51がモチーフ。Photo51がどのようにして発見者3人の元へ渡ったのか、ロザリンド・フランクリンはそれを納得していたのかなど、DNAの構造発見の経緯は現在も様々な謎に包まれています。

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