Googleロゴ「吉田初三郎」

2014.03.04

吉田初三郎 生誕 130 周年

3月4日は日本の鳥瞰図製作者・吉田初三郎の誕生日。Googleロゴも吉田初三郎になっていました。

1884年(明治17年)3月4日、現在の京都市中京区に生まれた泉初三郎。1才で父をなくし、母方の姓である吉田を名乗りました。

10歳で友禅図案師の丁稚奉公に。その後、図案の職工として働き、25歳のときには上京。フランス帰りでのちに関西美術院長になる画家・鹿子木孟郎に師事しました。

28歳のとき、鹿子木から図案絵師の道に進むよう諭され、芸術に道に進むつもりだった彼は大いに悩んだのだとか。
 

京阪電車沿線名所図絵
(京阪電車沿線名所図絵・1913)
 
30歳のときにはじめて描いた鳥瞰図「京阪電車沿線名所図絵」が修学旅行中だった皇太子(のちの昭和天皇)の目にとまり「綺麗で分かりやすいので、友人にお土産として持ち帰りたい」と絶賛したこともきっかけとなって、図案絵師の道へ。
 

32歳のときには、日本の観光ブームも後押しとなって絵図専門の会社「大正名所図絵社」を京都に設立。実際に現地に足を運んでその土地の人が気づかなかった価値を地図に盛り込む彼の手腕は評判を呼び、日本や満州、樺太なども含めて数多くの絵図を制作しています。

 

Googleロゴはそんな彼が40歳のころ発行したした作品「京都鳥瞰図」がモチーフ。
京都鳥瞰図
(京都鳥瞰図・1915)

 
また関東大震災の鳥瞰図や原爆投下後の広島の鳥瞰図は、彼なりのジャーナリズムが随所に現れた見事な鳥瞰図となっています。

関東大震災鳥瞰図
(関東大震災鳥瞰図から・1924)

 
廣島原爆八連図
(廣島原爆八連図から・1946)

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