毎日5キロつづ、1年と4ヶ月かけて2000キロ歩いてみた話
2014.04.27
2013年のはじめから歩き始めて1年と4ヶ月。RunKeeperというアプリで取っていた記録が2000キロを超えました。
(RunKeeperのログより)
実際にはスイッチを入れ忘れたり、止め忘れて電車に乗って削除したデータもあるので、もっと歩いてはいると思うのですが、とりあえずのマイルストーンということで。
ちょうどはじめて1ヶ月ぐらいのところで一度ブログを書いています。
・毎日5キロつづ、1カ月かけて150キロ歩いてみた話[Link]
その記事にも、1000キロ、2000キロと歩いたころには体に何か大きな変化があるだろうと期待している文章があるのですが、残念なことにあまり変化がありませんでした(笑)。
ほんの少し体が締まってきたような気はするのですが、お腹の贅肉はだぶついたままだし、体重、ウエスト周りの数字は歩く前と全く同じ。
加齢との戦いを考えると変化がないことはそれなりに価値があるとは思うのですが。。
変化はどちらかというと内面的なものが大きかったような気がします。
歩くことに体を慣らし、歩く時間に心が慣れる
(ドラゴンボール 完全版第26巻より)
この1年と4ヶ月の私の心の拠り所となったのがドラゴンボールのこのシーン。
セルに立ち向かうべくトレーニングに励む悟空がパワーではなくバランスを重視していこうと悟飯に語るシーンなのですが、しっかり筋トレをして、筋肉をつけ、基礎代謝を上げるのではなく、日常で掛け続けられそうな負荷に合わせた体づくりが目指すべきところなんじゃないかと思いはじめていた私の心に妙に響いてきました。
無理な筋トレでつけた筋肉は、筋トレをやめてしまえば脂肪になってしまうので、毎日の生活で使う分を増やし、体は自然についてくるというのが理想なんじゃないかと思うようになったのです。つまり5キロ歩く毎日をあたり前の状態にもっていくんだというわけですね。
それまでも何度か歩く習慣をつけようとして挫折してきましたが、この「あたり前の状態」を意識したことで、自転車通勤に逃げることもなく、ここまで歩いてこれたような気がします。
また、歩き始めて1ヶ月ごろに気にしてた歩く時間に対する慣れというのもあるのでしょうね。ちょっと出かける時は徒歩が基本。都心で飲んだ後に1時間ぐらいかけて自宅まで歩くことも増えてきました。
雨の日も風邪の日も歩く
2013年11月に体調を崩して歩くことを少し休んでみてわかったのが「調子が悪い日ほど歩いたほうがいい」ということ。
もちろん頭痛がひどかったり、熱があったりするようなときはおとなしく家で寝ているべきでしょうが、私の場合、仕事に行けるような体調ならゆっくりでも歩いたほうがいいようです。足のうらへの刺激がいいのか、血流が良くなることがいいのか、特に風邪の引き始めは効果てきめんです。
次の1000キロはもっと有意義に
きっと何もしなかった自分と、今の自分は大きく違うのでしょう。歩いてなかったらきっともっとガタガタの体がここにあったのだとは思うのですが、あまりにも変化のない自分の体に正直がっかりしています。せめて体重やウエスト周りの数字にもっと大きな変化があったらと思うのですが。。。
そこでこれからの1000キロはちょっとペースを上げて、もっと息がはずむぐらいで歩いてみようかと考えています。せっかく時間を使うなら、少しでも有意義な時間になるようにもっと工夫が必要なのかと。
そして、せっかく歩くなら通勤以外でも歩いてみたいところ。神田川沿いを歩いて吉祥寺まで行って「いせや」でちょっとつまんで帰ってくるとか、ちょっと遠出して高山ハイキングをしてみるとか、自分が楽しいと思うことに歩くことを混ぜてみたいところです。
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