保険適用になったスギ花粉症の舌下免疫療法をはじめてみました

2014.10.23

シダトレン

花粉症治療薬のスギ花粉エキス舌下液(シダトレン)が厚生労働省の承認を受け、10月8日から保険適用となりました。

くしゃみが止まらず肋骨にヒビが入ってしまったことがあるぐらい春になるとひどい花粉に悩まされる私にとっては嬉しいニュース。皮下注射タイプの免疫療法にトライしようかとも思っていたのですが、6ヶ月間毎週通院というのがしんどそうだったので、こちらの舌下免疫療法を試してみることにしました。

 
しかし、近所の耳鼻いんこう科をピックアップして電話したところ、どこにかけても「うちはやってません」とのつれない返事ばかり。続いて免疫療法をやっているというちょっと遠い耳鼻いんこう科でも「やってません」とか「検討中」の返事ばかり。そして電話すること20件以上、やっとのことでたどり着いたのが、昭和5年開業の耳鼻いんこう科でした。(ご迷惑になるかもしれないので名前は伏せておきます)

 

「予約はやってないんです」ということで、とりあえず行ってみた耳鼻いんこう科は昭和5年からそのままなのかと聞きたくなるような木造平屋づくり。こんなところで大丈夫かと心配になりましたが、おじいちゃん先生のさくさくした説明で問題ないことを確認。初日はざっくり舌下免疫療法の説明を受け、血液検査で6cc程度の血を取って終了しました。

 

簡単に説明すると、この舌下免疫療法は舌の下に薬剤を投与することで身体の免疫機構に働きかけ、スギ花粉症を起こしにくい体質へ変えてしまう方法です。スギの花粉は友達だから怖くないよー。って感じでしょうかね。体質改善は3年〜5年かけてゆっくりと行われるようで、その間ずーっと薬を舌下に入れ続けなければなりません。

 

1週間後に出てきた血液検査はこんな感じ。

アレルギー検査

10数年前に検査した時にはひのきは出なかったのになぁ。まあでもスギと比べると半分近い数字なので比較的軽いということでしょうね。正常値は0.34IUA/ml以下なのでスギもひのきもしっかり感作された状態(いつでもアレルギー反応が起きる状態)であるということは間違いありません。

 

無事?スギ花粉アレルギーであることが確認されたので「シダトレン」という薬が処方されました。

シダトレン

もらってきたのは、1週目用の青い薬と、2週目用の白い薬。立てた状態で冷蔵庫保存しないといけないのが難ですが、まあ小さいのでよしとしましょう。

 
シダトレンの用量

最初の2日間を1とすると7日目に5倍、8日目に10倍、14日目には50倍の濃度のスギ花粉エキスが体内に入る計算になります。
(画像は鳥居製薬HPより)

 
アナフィラキシーの前兆が書かれたカード

病院ではアナフィラキシーについての細かな説明をされ、絶対に一人のときに服用してはならないと何度もクギを刺されました。調剤薬局でも同じようにクギを刺され、そのクギの刺し方があまりにもしつこいので「アナフィラキシー」そんなによく起こるの?と逆に心配になるぐらいでした。
(写真は病院の連絡先が書かれたカードの裏面です)

 
シダトレン

そんなわけで仕事に行く前、妻が自宅にいる時間に服用してみることに。舌下に2分間をキープして飲み込むだけなので、服用自体は簡単です。薬はしっかり甘く、そしてちょっと苦い味。使ってみた後は「すこーし頭皮や肩のあたりが痒いような気もするけど気のせいかもしれない」ぐらいの反応でとりあえず一安心でした。
前日の倍になる3日目と8日目が一つの節目となりそうです。

 

今回かかった金額
初診料:2300円(血液検査代を含む)
2回目診察料:420円
シダトレン:840円(初回2週分)

関連してるかもしれない記事

Pocket