体験・体感する芸術! 直島「家プロジェクト」に行ってきました

2017.01.20

赤かぼちゃ/草間彌生/直島

そうだ直島行こう!

Ingress の大会で高松に行くのなら、ついでにちょっと足を伸ばして、直島に行ってみるのもいいかもしれないとぼんやり思いつつもノープランで降り立った初四国。

四国汽船

Ingress の大会も終わった翌日、夕方の飛行機までぽっかり時間が空いたので、ちょっと直島でも行ってみようかなとサンポート高松から四国汽船の高速旅客船に乗り込みました。

 

四国汽船

水しぶきがかかるかなと思いつつもせっかくの船旅なので外へ着席。25分足らずでしたが、瀬戸内海の小さな島々を眺めながらの船旅はなかなか乙なものでした。

 

赤かぼちゃ/草間彌生/直島

直島の西側にある宮浦港では草間彌生の作品「赤かぼちゃ」がお出迎え。レンタサイクル(1日500円)を借りて、街の中を散策しながら島の反対側の本村港を目指しました。

 

宮浦地区/直島

焼き杉板で処理された外観の住宅と街のあちこちを流れる水路が印象的な宮浦地区をうろうろと。東側へ行くにはちょっとした坂道があったので、レンタサイクルは電動アシスト付き(1日1500円ぐらい)のほうが良かったかなーと思いつつひたすらペダルを漕ぎ続けました。

 

家プロジェクト/直島

ペダルを漕ぐこと30分。町役場のある島の東側、本村地区に到着しました。本村ラウンジで「家プロジェクト」の共通チケット(マップ付き1030円)を購入。使うたびに左はじに「家」マークのスタンプを押してもらう仕様となっていました。地図には自転車移動を意識してか、無料の自転車置場の表示も。

 

南寺/ジェームズ・タレル

南寺/ジェームズ・タレル
まずは入場制限のある「南寺」。完全入れ替え制ということで10分ほど待ってからの入場でした。目の前すら見えない真っ暗闇に放り込まれ手探りで椅子に座り、待つこと10分ほど。ネタバレになってしまうので詳しくは書きませんが、自分の感覚が研ぎ澄まされて行く感覚が信じられず、出るときには「ここってずっと同じ明るさでしたか?」と思わず係員に聞いてしまったぐらいです。

 

直島バーガー

衝撃が残る体験を引きずりながら次の「家」に。向かう途中で直島バーガーの看板を見かけて、お昼ごはんに。ハマチ、タルタル、トッピングで追加したアボガド。。これで美味しくないわけがない!という鉄板バーガーでした。

 

譲王神社/杉本博司

譲王神社/杉本博司
ガラスの階段が印象的な譲王神社。チケットを買うとその階段の先を見ることが出来るようになっています。この写真ではうまく伝えられないのですが、譲王神社の地下にあたる部分に向かってせまい洞窟を歩き、その先にあるガラスの階段は一見の価値がありです。

 

角屋/宮島達男

角屋/宮島達男
家の中にプールがあってその中で光るデジタルカウンターが印象的な「家」。このカウンターたちはこの島に住む人たちがそれぞれに決めたスピードで動いているのだとか。カラフルなカウンターを見ているうちに時間ってなんだろうかというちょっとした思考トリップが味わえる作品でした。

 

碁会所/須田悦弘

碁会所/須田悦弘
入り口を入ると庭に一本の椿があって、畳の部屋には椿の花びらが散っている。そんななんの変哲もない「家」ですが、ちょっとした秘密に気がつくと突然、何が現実で何が虚構なのか、疑わなくてはいられなくなりました。それがそれである理由。そんな思考の迷宮をうろうろする作品です。

 

石橋/千住博

石橋/千住博
空が広がるリアルな空間である「空の庭」、ぐるりと回廊を歩いたところに現れる巨大な襖絵の「ザ・フォールズ」。この2つの対比が素晴らしく、何度もぐるぐると歩いて、見上げては目に焼き付け、また歩いては目に焼き付けと、交互にその落差を楽しみました。

 

はいしゃ/大竹伸朗
はいしゃ/大竹伸朗

家プロジェクトの中では異色というぐらい個人の作品がそのまま家になったという感じで、すべてが大竹伸朗という「家」でした。入ってすぐ左に部屋にある覗き穴の行方は今も気になっていますが、あまりにも大竹伸朗すぎて、個人的には少し食傷気味です(笑)。

 

 

直島のパンフレットいろいろ

家プロジェクトの見学は間にご飯を挟んで、ざっと2時間半ほど。もうどこもかしこも撮影禁止でその内容を伝えられないのがもどかしいのですが、「観る」ではなく「体験する」「体感する」というのがしっくりくる作品群でした。個人的な感想としては「南寺/ジェームズ・タレル」と「石橋/千住博」が同率1位という感じでしょうか。あとは「碁会所/須田悦弘」も良かったです。
直島だと地中博物館とかへ行く人が多いかもしれませんが、こちらも是非訪れてみてください。

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