豚から新型へ。気がつけば名前が変わっていたインフルエンザ

2009.04.30

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気がつけば12カ国で感染確認、感染の疑いまで含めると
28カ国にも増えた新型インフルエンザ。

WHOの出すバンデミック警戒レベルも
4から5へ引き上げられています。
 
ニュースをつらつら見ていて気がついたのですが
あれ、もう豚インフルエンザって誰も呼んでない?
 
そもそも豚インフルエンザの根拠を調べてみたら

29日付の英紙フィナンシャル・タイムズによると、「豚」の名称が使用された理由は、患者から採取されたサンプルを遺伝的に分析した結果、原因となったウイルスは豚、鳥、人インフルエンザの雑種であったものの、豚インフルエンザにより近かったからだ。現在、世界保健機関(WHO)、米国、英国など多数の国や国際機関が「豚インフルエンザ」を表す「SWINE FLU」と表現、中国政府も同様に「猪流感」と呼んでいる。
(イザ!0904.29)

 
豚インフルエンザに近かったという理由で
その名前が使われることになったようです。
 
 
ニュースでは豚小屋近くに住む5歳の少年が
最初にひとりだとして注目を集めていました。。。

男児はメキシコ市から東に約200キロ・メートルのラグロリアに住むエドガー・エルナンデス君(5)。3月下旬に高熱などの症状が出たものの奇跡的に回復し、地元メディアは感染源解明につながる貴重な「生き証人」とみている。

 村には米国資本の豚肉会社が経営する大規模な養豚場があり、フンの処理などを巡って以前から住民とトラブルになっていた。

 村人の間では2月以降、エルナンデス君と同様の呼吸器障害や高熱の症状が相次ぎ、死者も出た。3月には人口の6割にあたる約1800人に症状が広がり、「異常な風邪が流行している」との不安が一気に高まった。
(YOMIURIONLINE09.04.30から抜粋)

 
タイミングよくこんなニュースがあったことも
「豚」という言葉をひとり歩きさせたのかもしれません。
 
 
日本では警戒レベルのフェーズ4になったときから
基本的に「新型」の呼称で呼ぶように変わってきています。
 
まだ豚インフルエンザと呼ぶとこもあるようですが。。。
風評被害を考えると豚に罪はないですからねぇ。
 
現在は弱毒性だと見られているインフルエンザですが
混ざって強くなる可能性もあるようで
まだまだ余談を許す状況ではないようです。

WHOの緊急委員会に委員として出席していた田代真人・国立感染症研究所インフルエンザウイルス研究センター長は28日の会見で「今回のウイルスは強毒型になるような変化は起きていない」と話した。米疾病対策センター(CDC)の動物実験でも、今回の豚インフルエンザは弱毒型だと見られている。

 ただ、インフルエンザのウイルスは変異しやすい。弱毒型であっても、人から人への感染が連続して起これば、人に免疫の乏しいタイプに変わり、重症度が高くなることもある。1918年のスペイン風邪も弱毒型。最初は軽い症状から始まり、次第に重くなったとされる。
(asahi.com09.04.30)

ここは30日の段階でも「豚」ですね。
 
 
ちなみにWHOの公式見解は

「豚からヒトへ感染したという証拠は、確認できていない」
「ヒトからヒトに感染しているウイルスのようだ」
(AFP09.04.30)

とのこと。
 
とにかくインフルエンザが流行っているのは事実なわけで
うがい、手洗いをしっかりやって、
睡眠をたっぷり取って備える以外にはなさそうです。

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