映画スラムドッグ$ミリオネアで旅するインド

2009.05.14

ora090514_11
 
2008年度アカデミー賞8部門受賞の映画
スラムドッグ$ミリオネアを見てきました。

スラムドッグ$ミリオネアは
日本ではみのもんたの司会でおなじみの
クイズミリオネアをモチーフにした映画。
 
貧しく教育もろくに受けていない
電話オペレーターアシスタント、ジャマールが
さまざまな分野の問題にあまりにも見事に答えていくので
インチキを疑われ、警察に捕まってしまうところから
物語がはじまります。
 
 
彼はそれぞれの問題の答えを知っている理由を
自分の人生を交えながら警部に打ち明けていきます。
 
それらの問題の答えを知っていたのには、
彼やインドを取り巻く悲しくせつない現実があったのです。
 
 
原作「ぼくと1ルピーの神様」でも
かなりのカルチャーショックを受けていたのですが
映画を見て、さらにがつんとやられました。
 
映像というのは、文章とはまた違った面から
心に響いてきますねぇ。
 
 
生命力にあふれる子供たち。
 
香辛料や汚物の臭いまで漂ってきそうな街並。
 
百聞は一見にしかずというのがまさにその通り
という感じで迫ってくるのです。
トレインスポッティングのダニーボイル監督らしい
アングル、演出もそれを後押ししていました。
 
 
ただ映画では原作ほどの陰惨なシーンは
さすがに描けなかったんですね。
 
これは見えすぎるあまり、映像にするには
あまりに酷ということもあったのかもしれませんが
ラブストーリーの部分を美しくつくりたい
そんな思惑も見え隠れしていたような気がします。
 
 
 
物語としてしっかりまとまっていて、
ある意味おとぎ話でもある映画。
 
荒削りで難解な構成でありながらも
インドの全貌がリアルに語られる原作。
 
どっちもそれぞれに魅力にあふれています。
 
 
映画をまだ見ていない人は
是非映画館の大画面で映画を見てください。
 
まるでインドを旅してきたような
そんな気分になれると思います。
 
 
そして映画は見たけど原作をまだという人は
是非読んでみてください。
 
なんとなくなぞってはいるものの
クイズに参加しようと思った動機すら違う
まったく別の物語がそこにあるはずです。
 
特にラストのドンデン返しは圧巻です。
 
ora090309_21
ぼくと1ルピーの神様

関連してるかもしれない記事

Pocket