テレビ朝日にある光のアート「COUNTER VOID」

2009.09.12

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六本木ヒルズからテレビ朝日へ向かうけやき坂。

そこに光輝くデジタル数字が6つ浮かび上がっています。
 
変わる数字は1から9まで。
0のときは暗闇、つまり無で表わされます。
 
この光のアート「COUNTER VOID」を作ったのは
日本を代表する現代美術アーティストの宮島達男。
2003年、テレビ朝日の新社屋と一緒に作られました。
 

過剰な「生」が渦巻く都市、東京。六本木はその中心。
過剰な「情報」が渦巻くメディア、日本。テレビ局はその中心。
 
昼の情景
もともと過剰な「生」が息づく六本木に、
更に加速度をつけた「過剰な生」を上塗りする。
過剰な情報発信基地であるテレビ局に、更に加速度をつけた
「過剰な光」を上塗りすること。
それは、「生」と「光」のホワイトホールと化し、
「より深い死」を想うきっかけを提供するだろう。
 
夜の情景
過剰な「生」は夜にこそ花開く。
その夜に、あえて「死」を持ち込むこと。
また、情報発信基地に「闇」を持ち込むこと。
それは、「死」と「闇」のブラックホールを生み出し、
「より深い生」を考えるきっかけを提供するだろう。
 
昼と夜。情景のダイナミズム
交互に繰り広げられる「死」と「生」の豊潤なドラマ。
それは変化し続けながら、通りすがりに見る人々によって、
その人が感じ、考えることによってのみ
完成し続けられるだろう。
(宮島達男ホームページより抜粋)

 
 
すべてのものは変化しつづけ、
不変のものはひとつもない。という彼のメッセージが
ここに込められています。
 
数字の大きさは縦3m20cm横2m20cm。
作品のサイズは縦5m10cm横53m90cmという
巨大な現代アート。
 
なんか悩み事があるときは、その前の椅子に座って
ぼーっと眺めてみるのもいいかもしれません。

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